岡本 康汰  Kota OKAMOTO

ヤモリを始めとする爬虫類の進化史、分布形成史、生態などを研究しています

The evolutionary history, phylogeography, and ecology of reptiles, mainly geckos



所属

琉球大学大学院・理工学研究科・海洋環境学専攻・博士後期課程

琉球島嶼生物地理学研究室(戸田守研究室)

〒903-0213  沖縄県中頭郡西原町字千原1

E-mail address: k9.canislupus (a) gmail.com

ORCID

ResearchGate

 

キーワード

ヤモリ、両生爬虫類、種間交雑、生殖隔離、性決定様式、集団遺伝学、系統地理学、進化生物学

 

メイン研究テーマ

主にヤモリ類の研究から、種分化はどのように進むのか、また種分化の程度や接触の仕方が現在の分布形成にどのように影響するのかについて研究しています。

最近は、多様な分化段階の性染色体がみられるミナミヤモリ種複合群を用いて、性染色体の進化プロセスや、性を決めるメカニズムである性決定様式の進化について研究を進めています。

 

その他研究テーマ

・爬虫類の分子系統地理(ニホンヤモリ亜属、トカゲモドキ属、シロマダラなど)

・ヤモリダニ Geckobia の分子系統地理


ニュース  News

2024.11.04

11月2–3日に行われた日本爬虫両棲類学会第63回姫路大会で、八重山諸島のヤモリ属を中心とした遺伝解析の結果で口頭発表を行いました。また、共同発表者となっている戸田守先生と城間大輝さんが口頭発表を行いました。LINK

 

2023.12.31

クロイワトカゲモドキが冬季に洞窟内で活動していたことを報告した共著論文が、Akamata誌から出版されました。LINK

 

2023.12.12

12月9–10日に行われた日本爬虫両棲類学会第62回船橋大会で、性染色体・性決定様式の進化に関する企画集会を企画し、世話人を務めました。また、共同発表者となっている深草彩子さんと松田明音さんが口頭発表を行いました。LINK

 

2023.08.27

九州南部におけるミナミヤモリとヤクヤモリの交雑状況を再調査し、ミナミヤモリの分布拡大、広範囲の交雑、遺伝子浸透の方向性を明らかにした論文が、Biological Journal of the Linnean Societyから出版されました。LINK

 

2023.08.17

西表島のミナミヤモリがギンネムキジラミの甘露を舐めていたことを報告した論文が、Herpetology notesから出版されました。LINK

 

2022.12.23

サキシマバイカダの飼育下での産卵・孵化に関する主著論文、およびアカマタによるリュウキュウヤマガメの捕食例の共著論文が、Akamata誌から出版されました。LINK